戦略分野国内生産促進税制とは?半導体・EV・SAFが対象の税額控除
戦略分野国内生産促進税制(措法42条の12の7)の中身を解説。半導体・EV・グリーンスチール・グリーンケミカル・SAFの5品目が対象で、生産・販売量に応じた税額控除を提供。即時償却制度との違いも明確化。
本記事は2026年5月時点の情報をもとに作成しています。制度詳細は変更される場合があります。
戦略分野国内生産促進税制とは
戦略分野国内生産促進税制(措法第42条の12の7)は、半導体・EV・グリーンスチール・グリーンケミカル・SAF(持続可能な航空燃料)の5品目について、国内生産・販売量に応じた税額控除を認める制度です。
対象5品目と控除額
| 品目 | 控除額の目安 |
|---|---|
| 半導体(先端品) | 製造コストの最大20%程度 |
| 電気自動車(EV)用電池 | 販売額の一定割合 |
| グリーンスチール | 製造コスト超過分の一定割合 |
| グリーンケミカル | 製造コスト超過分の一定割合 |
| SAF(持続可能な航空燃料) | 製造コスト超過分の一定割合 |
GPUサーバー投資との関係
本制度はGPUサーバー投資の直接的な税制ではありませんが、半導体製造(AI半導体含む)の国内拠点整備には関係します。GPUサーバー運用事業者が半導体製造に関与する場合や、国内AIデータセンター整備の上位計画として押さえておくべき制度です。
GPUサーバー投資の主要な節税スキームは中小企業経営強化税制A類型です。本制度との混同に注意してください。
A類型との違い
- A類型:中小企業者が設備を取得した際の即時償却。GPUサーバー購入者に適用される主力税制。
- 戦略分野国内生産促進税制:半導体等の製造事業者が国内で生産・販売した際の税額控除。GPUを「製造する」事業者向け。
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